【書評】『妊娠しやすい食生活~ハーバード大学調査に基づく・・』

妊娠しやすい食生活 ハーバード大学調査に基づく妊娠に近づく自然な方法という本を紹介します。

ハーバード大学の研究者が全米で18,000人の女性看護師の協力を得て行った調査に基づいて、タイトルにある通り「妊娠しやすい食生活」をまとめたのが本書です。

『ハーバード大学調査』から得た妊活食ノウハウ7選

  1. 玄米など、消化吸収に時間がかかる炭水化物を摂る
  2. オリーブオイルやゴマ油を使う
  3. サバや鮭などを食べる頻度を高くする
  4. 外食は揚げ物を避ける
  5. 肉の代わりに豆を摂る
  6. 鉄分や葉酸をサプリメントで補う
  7. (糖分のない)水分をたくさん補給する

どうやら、著者らは糖尿病・肥満(インスリン)とPCOSの相関関係に注目しているようです。実際に、彼らの研究で一番印象深かったのは以下の結果だと思われます。

消化に時間のかからない炭水化物を摂取しているグループは消化に時間のかかる炭水化物を摂取するグループに比べて、排卵障害による不妊症リスクが92%高いことがわかった。(p.66)

血液中のインスリン濃度が高ければ、血中の遊離テストステロンを増やし、排卵の妨害をするという仕組みが考えられているようです。(インスリンって何?という人は、こちらのサイトが分かりやすいです)

自然療法か不妊治療(医療の力)かの議論

まだ根拠の薄い「自然療法」

全体的にこの本は科学的根拠が薄く推測が多い印象ですが、『嘘』をついている訳ではないようです。まだ十分に調査がされていない分野だから仕方ないのです。著者自身もその点に自覚があるようで、

(良い炭水化物を摂ることや)トランス脂肪酸でなく不飽和脂肪酸を摂ったり、動物性でなく植物性タンパクを摂るなどの「妊娠しやすい食生活」は、PCOSの女性に対し厳密にその効果が実証されたわけではありません。しかし、きちんと実験すればそれが証明されるはずです。(p.31)

別の投稿で紹介した『不妊治療を考えたら読む本』の著者は、「妊活の自然療法(食事など)」をばっさり切り捨てています。著者曰く、日本人は「できるだけ自然で」という考えが強く、不妊治療の開始年齢が遅くなっており、それが日本の不妊治療の成功率が外国に比べて低い原因だとのこと。じゃあ、自然療法も不妊治療もやればいいんじゃないの?と思いますよね。

自然療法と不妊治療の「両立」

ところがどっこい。妻・リスに「妊活食も取り入れて頑張ろうよ!」と提案すると、「妊活食で良いとされている食材って、スーパーでは売ってないか、普通の食材より値段が高いか、料理しにくいの。クリニックでの出費も増えてきているから、妊活食を取り入れて食費が上がらないか不安」との声が・・・。両方頑張るというのは家計の問題にも波及するのか。

確かに、不妊治療の効果には科学的根拠があります。でも、それだって、儲かる薬を産み出そうとする製薬会社がかき集めたデータがほとんどです。「医療」はそうした「手堅い」根拠のみに沿って患者に薬を処方しているのです。食生活の改善が大事だという結論に至る研究は、大学や国の機関が出すものがほとんど。以下の通り、『妊娠しやすい食生活』では自然療法の背中を押す研究結果も紹介しています。

PCOS患者を対象にした調査で、食生活の改善と運動は、月経サイクルの改善において、排卵誘発剤を使うよりも、より効果的であることがわかった。(p.19)

今回紹介する本には、最近出始めた「妊活食の効果」に関する研究結果がまとめられています。効果の程度はまだまだ分からないことが多い「自然療法」「妊活食」ですが、上に挙げた7つの妊活食ノウハウは、多くの高齢者が苦しんでいる「糖尿病」や「動脈硬化(心臓系の病気)」を防止する効果があるので、取り入れてみて損はないと思います!

妊活食を始めよう!

「あざりす」ブログでは、「妊活食ノウハウ7選」を夫婦で楽しく実践して、その食材の効果からレシピまで紹介していきます。今回紹介し切れなかった『妊娠しやすい食生活』で書かれている細かな内容にも、また触れていきたいと思います!

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